akkkie1の日記

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憧れ

憧れでした。


私と同じ名前の役を演じていて、そのお話も役もとても素敵で、

私は自分の名前がまた少し好きになりました。


いつか遠目でもいいから実際に見てみたいと思っていました。


いつか会えるような気がしていました。


その繊細な仕草と目線と声とが好きでした。


強くて優しくて儚くて美しくて


そんな人になりたいと思っていました。


憧れでした。


こういうのを憧れというんだと思いました。


憧れをうしなうことは、

身近な人をうしなうのとはまた違った悲しさがある。


より悲しい気がする。


その人を感じる手段が何もない。


これからどんなに頑張っても追いつけないし、会えることはない。


秋の入口だから、余計に悲しい。


人生はその人のものだ。




でも、のこしていったものを、私は観ることができますね。


悲しいです。


でもきっとこれからも、憧れです。