akkkie1の日記

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イタリアの車窓から

ミラノ3日目。


7時少し前、渋谷のラジオの「渋ラジ教習所」と電話中継を繋ぎました。

ちゃんと繋がった!ありがとうございました!

wi-fiがあれば中継できることが分かったので、またどこかで繋げたらなと思います!

数日ぶりに聞いた日本語、スタジオが楽しそうで元気をもらいました!


この日は午後からフィレンツェでのホームステイが始まるので、朝食後はチェックアウトまでイタリア語の勉強。


ミラノで泊まったホテルは「Hotel FLORA」。

https://www.expedia.co.jp/Milan-Hotels-Hotel-Flora.h63409.Hotel-Information


シングルの部屋は、とてもコンパクトですが綺麗です。廊下も可愛い。

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フロントの方は親切で、英語と少しの日本語を話せるし、こちらの言いたいことを片言でも理解してくれます。

(映画『マスカレードホテル』を観たばかりなのでホテルマンへの関心が高い。笑)

シャワーの水圧は◯

男の人はシングルではベッドが少し窮屈かも。

あと壁が薄いので、隣の人の声やいびきが聞こえます。

2日目の夜は眠れなかった!しかし自分が静かに寝ていたかどうかは分からないのでお互い様ってことで。


チェックアウト後は荷物を預けて、ミラノ中央駅で買い物。


ミラノのプチプラの化粧品やさん「KIKO」が可愛かった!

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あと可愛い靴下を見つけました☆

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私は仕事で靴下も扱っていたので、靴下屋を見ると入ってしまう。


買い物後は、早めのランチでイタリアでの初ピザを。

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なんか思ってたのと違った!笑

分厚すぎる。ジャンキーな感じ。


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ミラノ中央駅は、夜より昼の方が怪しい人?や酔っ払いが多くて少し怖かったです。日曜日だったからか?


でも警察官がたくさんいるし、観光客も多いし、特に危害は加えられないので気にせず胸張ってサクサク歩けば問題ないです。


さて、荷物を引き取って、向かったのは楽しみにしていたイタロ!Italo!!

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あれに乗ってフィレンツェへ行くんだぜ!


せっかくなのでPRIMAの席を取りました。


イタロは公式サイトから予約しました。

レイルヨーロッパの日本のサイトもあるけど、公式の方が仕組みがわかりやすく安いのでこちらで。

https://m.italotreno.it/?sc_lang=en

スケジュールが確実なら早く予約するのが安くて良いです。


ミラノ~フィレンツェを繋ぐ列車にいつか乗ってみたかった。

小説の影響もあるけど、私にとってミラノはイタリアの入口であり、「今」です。

そこから、私の行きたい街へ、線路が繋ぐ。

特急列車に乗ったら自分の力では戻れないし追い越して先へ行くこともできない。

自分の意志を持って乗り、その距離をちゃんと感じながら行ってみたかったのです。

(なぜフィレンツェへ行きたかったのかは長くなりそうなので別の日に改めて書いてみようかと)


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1人だから口には出さなかったけど、改札を通る時から心身ともに踊っていたと思います!!


ちなみに良い席を取ると優先改札をサーっと通れます。普通の改札は少し並びます。


チケットは一応印刷したけど、スマホに表示したものを一瞬見せただけで通れました。そんなにチェック甘くて大丈夫か?


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ホームは1フロアにまとまっているので、入ってきた車両がズラーっと横一列に並びます。


戦隊モノのヒーロー大集合的な感じ?ウルトラマンvs仮面ライダー的な?(ほとんど覚えてないけど)


鉄道ファンじゃなくてもやべぇってなります。なるはず!


でもイタリア人は慣れているのだろう、前から横から斜めからついでにパノラマで写真撮ってるのは私だけでした。

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ちなみに出発のホームは直前にならないと決まりません。皆電光掲示板を見て待ちます。混んでるので盗難注意。

「のぞみ号」のような列車番号と発車時刻で確認します。遅延があればそこで分かります。

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ホームが発表されたら急いでそのホームの自分の車両の前に行ってドアが開くのを待ちます。


ホームは縦にも横にも長いので間違えないように!人も多いし、荷物を持って走るのは一般人の私には無理だと思いました。


ヨーロッパの列車は遅延が多いと聞くけど、ミラノはほぼ定刻なので余裕を持ってスタンバイしてください。


席はこんな感じ。

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荷物の置き場ですが、座席の上の棚、車両連結部分の荷物置き場に置きます。


盗難が怖いのでワイヤーロックを用意していたのですが繋ぐところが見当たらず。どうしたら良かったのだろうか。


幸い私は最後列の1人席だったので、座席の後ろに置きました。


とにかく1人旅で列車移動を考えているなら、自分で持ち上げられるサイズのスーツケースで行くべきです。


スーツケースに気を取られて、他の持ち物を失いたくないしね。


ここで気になったことが。

カップルや夫婦で女性だけが乗る場合、男性が荷物を運び込んで発車前にダッシュで降りていきます

えっ女性は降りる時はどうするの?列車内の他の男性に頼むの?それ嫌じゃない?そこまでするなら到着地まで行けば良いのでは?行けないならもう列車の外でしっかりお別れをして窓の外から手を振り続ければ良いのでは?

んー自分の荷物は自分で運べるジャパニーズストロングスタイルの私には少し理解が難しい。


この席種では1ドリンク1スナックついていて、飛行機のように乗務員が順番に来てくれます。


私は、アメリカーノとチョコレートパイを。

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車内では車窓を見つつ勉強。

あ、ノートは実家に未使用のものがあって持ってきました。この線の感じが懐かしいよね。


眠かったけど乗り過ごすのが怖い。


外は、

最初はミラノの住宅やビル、だんだん畑になり、トスカーナっぽい?穏やかな景色が広がっていきます。


山を通るので後半はトンネルが多いです。


あと、景色は右側の席の方が良い気がします。左は塀が多くて少し残念。


今気づいたけど、動画を載せるには少し時間がかかりそうです。。。

車窓から、とか言っておきながら

(;ω;)


列車はフィレンツェSanta Maria Novella(SMN)駅の直前で止まってしまい、10分遅延しました。


到着したホーム。

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ホームステイの家までは、留学のエージェントを通して学校から車を手配してもらいました。


駅で待っていたのは、いかにもイタリア人ってイメージ(あくまでも私のイメージ)の、ちょいワルジェントルマンでした。

ベージュのスーツに、少し長い髪をオールバックにして、眼鏡を頭に乗せて、私の名前を書いた紙を持って立っていました。

想像してた運転手と違いすぎて一回通過したよね。

(私は、黒のベストに、少し髪の毛が薄くてチョビヒゲ小太りのおじさんを想像していた。)


黒塗りのピカピカのベンツで、

後で知ることになる、フィレンツェの一部の荒い運転とは違う、ジェントルな運転で送ってくれました。


ホストマザーは温かくものすごい勢いで迎えてくれました。

とにかく話すことの好きな元気な人。


不安が一気にほぐれた。


紅茶とビスコッティを用意してくれて、しばらくお互いの話をしました。


その後学校までの道を歩いて教えてくれました。フィレンツェは小道が多いけど通学路は分かりやすくて覚えられた。


夕ご飯はホストマザーの友達のおじいさん2人とともに。

アーティチョークのパスタとステーキなど。

味は濃いけど美味しかったです。

占星術好きなおじいさんに、君にとって前の4ヶ月と後の3ヶ月が重要だ、と言われました。本当かよ!


即寝!



さてリアルタイムでは、

今日の授業では市場にて、イタリア語で食べ物の名前や値段などを聞いて発表しあいました。


今日の私のペアはイスラエルから来た医大生。

クラスには、イスラエル、ブラジルから来た人、そして医大生が多いです。


イスラエルでは医学部には7年通うそう。


医学の勉強に必要なのかと聞いたら、ただイタリア語が勉強したかったんだって!



今日、ドゥオモのクーポラに上りました。

幸せです。