ミラノ2日目
ミラノ2日目。
ホテルで、パン、チーズ、りんごジュース、ヨーグルト、カプチーノ、という軽めの朝食を済ませ、地下鉄へ。
ミラノの地下鉄は綺麗で明るい!
この日のメイン、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会。
ここの中庭と、『最後の晩餐』を見に。
『最後の晩餐』鑑賞には予約が必要です。
15分ごとにまとまって入ります。
チケットは自力で取ろうと思って日々ネットと睨めっこしてたけど、やはり無理でした!!
手数料はかかるけどここにお願いしました。
http://www.totteokiroma.com/?p=107
早くて丁寧なので、頑張らずにお願いしちゃうのが良いと思います!
人生時間をかけるべきことは他に山ほどあります!!笑
当日は、決められた時間までにチケットオフィスに行って、予約番号を伝えてチケットを受け取るだけ。
鑑賞時間までは、教会や中庭を見ました。
後で分かったことだけど、その日お葬式があって、教会内ではその準備をしていました。
他の国のお葬式を見ることって映画でしかないから、なんと言って良いのか分からないけど、新鮮でした。
教会は、私にとって、中高で毎朝礼拝したり(お昼寝したり)、結婚式に参列したりする場所だったけど、お別れをする場所でもあるのだな。
参列者の服装が真っ黒ではなかったり、お花がカラフルだったり、日本より少し雰囲気が明るく見えた。
ここの中庭は、フィレンツェに行く前に行きたかった場所。
江國香織さんの『冷静と情熱のあいだ』で、あおいがひとり読書をする場所です。
「四本の白木蓮と四匹の蛙が、噴水をとり囲んでいる」「ミラノじゅうで私(あおい)のいちばん好きな場所」
白い壁と木々の緑のコントラストが綺麗。明るくて静かで、広くはないけど開放感のある
たしかに、あおいの気持ちが分かる気がした。
私も座って教会のクーポラ(屋根)を見上げてみたりしました。
『最後の晩餐』は、教会に隣接されているかつての食堂に描かれています。
この絵をはっきり見られる資料はいくらでもあるけど、遠近感とか、絵がそこにあり続けた時間の長さや、同じように見て過ごした人たちの人生や息づかいを想像して感じたいなら、行くべきだと思います。
持ち運びできない、その場所のために描かれた壁画だからこそ。
ここでどれだけの人が食事をしたのだろうか。
その後は徒歩でスフォルツェスコ城やドゥオモを回りました。
城からドゥオモに行く途中、ダンテ通りのレストランの勧誘に素直に従ってカツレツを食べました。ミラノ風カツレツって仔牛だと思ったけどチキンでした。比較対象がないので大変申し訳ないですが、某所キャンの学食のチキンカツよりは遥かに美味しかったです。
なんでお通しがポテチなのか。
食後はそのまま道なりに、スターバックス リザーブロースタリーへ!
世界に数店舗しかない、高級スタバです。もうすぐ日本にもできちゃうらしいけど!
おしゃれ!内装のブロンズが好き!どこ見ても楽しい!
あと店員全員かっこいいぜ!!
アフォガードを食べました。
バニラかコーヒー味か選べます。私はコーヒーをセレクト。
目の前でイケメンが作ってくれました。
動画撮っていい?て聞いたら終始めちゃキメ顔で作ってくれてたけど、私が映していたのは君の手元のアイスクリームマシーンなんだ。
これは美味しかった!!
お土産にコースターとカップをゲット。
ドゥオモのチケットを買うのには、整理券をとって20分くらい?待ちました。
ドゥオモは、7年前よりもセキュリティチェックが厳しくなっていました。
一昨年トランプタワーの前で見たのと同じくらいのサイズの銃(自分が見た中でいっちゃん能力高そうなやつ)を持った警察官がたくさん立っています。ボディチェックと荷物チェックはかなり細かいです。何が持ち込み禁止なのか確認してから行かないと捨てられます。お土産買うのはこの後が良いかもね。
教会内へは長蛇の列だったので、先に階段でクーポラへ。
前回はフィレンツェのドゥオモの印象が強すぎてあんまり覚えてなかったけど、精巧だなぁ。
ドゥオモ美術館を見た後、列に加わりました。1時間待ち。
雨が降ってきちゃった。
でも嫌ではありませんでした。
なぜなら江國香織さんの著者には雨に関する表現が多く、先の小説にもミラノの雨について書かれているため、私にとってこれは特別な雨だからです。熱い。
さていざ中に入ると、外から見るよりもその大きさに圧倒されます。2回目でもまじかよって思います。
これが人の作ったものだなんて!
私は教会の中に入ると泣きそうになります。
何百年もの間、いくつもの祈りがこの中で捧げられたからだろうか。
ひんやり寒いけど温かい。
ドゥオモの後はガッレリアを見て、
スカラ座の博物館に入ろうと思ったのですが最終入場17時に間に合わず、
少しライトアップされたドゥオモの前でしばし佇んで、
地下鉄に乗りました。
ミラノ中央駅のフードコートで夕ごはんを食べて、翌日乗るイタロの乗り場を確認して帰りましたとさ。
リアルタイムでは、フィレンツェでのホームステイがスタートしてます。
ホストマザーとその友達は占星術が好きらしく、勝手に占われてます。謎。
外国人のおじいさんに占われると信憑性高い気がするよね。笑
今日から学校に通学しています。
授業の後は街探検をしました。
2回目でもフィレンツェのドゥオモの美しさは、恐ろしいほどで、まだ夢かなと思っています。
毎日2万歩近く歩いてます。
ブラジルから来たクラスメイトに、いい運動だね!と言われました。